みなさん、こんにちは!フリーライターのMISAKIです。
前回の北欧インテリアの記事、たくさんの反響をいただいてありがとうございます!今日は、私のもう一つの大好きなインテリアスタイル「ジャパンディ」について、特にテーブルコーディネートに焦点を当ててお話しします。
和モダンって、理想はあるけど実際にコーディネートするのは案外難しい……。そう思っていた私も、なおさんのオンラインサロンでインテリア講座を受けて、少しずつコツをつかんできました。
いろいろと試行錯誤した結果をまとめてみたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ジャパンディって何?なぜおうちカフェに最適なの?

まずは「ジャパンディ」について簡単に説明させてください。ジャパンディとは、「Japan」と「Scandinavian」を掛け合わせた造語で、日本の伝統的な美意識と北欧デザインを融合させたインテリアスタイルのことです。
ジャパンディには、おうちカフェにぴったりな特徴がたくさんあるんです。例えば、無駄を省いたすっきりとしたデザインが落ち着いた雰囲気を演出してくれたり、木材や和紙などの自然素材を多用することで温かみのある空間を作れたりします。
それに、日本の「物を大切にする」精神と北欧の機能美が融合しているので、見た目も使い勝手も抜群!私がジャパンディにハマったのも、日本と北欧のいいとこ取りをしているこのバランス感なんです。和の落ち着きと北欧デザインのおしゃれさが同居した、まさに理想的なおうちカフェが作れるんですよ。
ジャパンディなテーブルコーディネートのポイント
【テーブル選び】
ジャパンディの要となるのは、テーブル選びだと思います。和のテイストを取り入れつつ、北欧デザインの要素も入れることが大切です。
私がテーブルを選ぶ時に最も重視したのは、木目の美しさです。無垢材のテーブルを選ぶことで、自然と和の雰囲気が出るようにしました。でも、ここで気をつけたいのが脚のデザイン。和風すぎるものを選ぶと重たい印象になってしまうので、すっきりとしたデザインの脚を選ぶことで、モダンな印象をプラスできます。
テーブルは空間の主役になるので、色選びも重要になってきます。ダークブラウンの木材を選ぶと和風になりすぎるので、ナチュラルな明るめの色調がベター。また、丸テーブルを選ぶと柔らかい印象になり、ジャパンディの雰囲気にマッチしますよ。
うちでは和風になりすぎないよう気を付けて、明るめのオーク材の丸テーブルを選びました。木目の美しさを活かしつつ、モダンな印象も出せて大満足です。愛猫のつくしも、このテーブルの下でよく昼寝をしていて、お気に入りの場所になっているみたいです。
【食器選び】
ジャパンディなテーブルコーディネートの醍醐味は、和食器と洋食器のミックスにあります。醍醐味ではあるけど、このバランスが難しいんですよね……!
私も最初は悩みました。でも、試行錯誤の末に気づいたのは、和食器は白や黒のシンプルなものを選び、洋食器は北欧デザインのものを合わせると、なんとなくまとまるということ。特に、白い磁器の和食器をメインに使い、北欧デザインのガラス製のコップを合わせるのがお気に入りの組み合わせになりました。
和食器と洋食器の比率もいろいろ試したのですが、7:3くらいがちょうど良いですね。和食器はモノトーンを基調に、一つだけアクセントカラーを入れるとメリハリが出ます。例えば全体を引き締めるために、藍色の小鉢を一つ加えるとか。
これ、実は推しアーティストのグッズカラーでもあるんです。さりげなく推し活もできちゃう(笑)。
【テーブルクロスとランチョンマット】
ジャパンディスタイルでは、テーブルクロスやランチョンマットの選び方も重要です。素材感がそのまま空間の雰囲気を左右します。
自然な風合いを出そうと思うとリネン素材のテーブルクロスを使いたくなるのですが、ジャパンディっぽさを出すにはテーブルクロスは使わない方が雰囲気が出るんです。これ、意外ですよね。
その代わり、ランチョンマットで温かみをプラスするといいみたいです。和紙素材や、網代編みのものがおすすめです。色は白や生成りなど、ナチュラルなものを選ぶと失敗しません。
【カトラリー】
カトラリーもジャパンディテイストを作る上でこだわりたいアイテムです。
カトラリーはできるだけシンプルなデザインを選びましょう。持ち手の部分に凝ったデザインがあるものは避けて、すっきりとしたラインのものを選ぶのがコツです。材質は、ステンレスの他に、黒や白の樹脂製のものも和洋どちらにも合わせやすくておすすめです。
私は艶消しステンレスのシンプルなカトラリーセットを選びました。和洋どちらのお料理にもなじんで、とても重宝しています。カトラリーという小さなモノでも、印象ってがらりと変わるんだなと実感しています。
【センターピース】
テーブルの中心に置くセンターピースは、空間の雰囲気を決める大切なアイテム。ここで和の要素を取り入れるのが、ジャパンディらしさを出すポイントです。
最初は和モダンなフラワーベースを置いていて、それなりに和の雰囲気は出ていたんですが、もっとジャパンディっぽさを出したかったのでこれも試行錯誤しました。
派手なものをおいてみたり、小さめにしてみたり、いろいろ試したのですが、主張しすぎないものを選ぶのがベストみたいですね。例えば、細長い花器に一輪の花を生けたり、曲線的なフォルムの陶器にするレベルです。季節感を取り入れるのも日本らしさが出てほっこりしますよ!
今は細長い花器に季節の枝ものを飾って、部屋の中でも季節の移り変わりが感じられるようにしています。気温からじゃなくて植物から季節の訪れを感じるって、なんだか嬉しくないですか?
好きなアイテムを飾るのも忘れずに!
実は私、おしゃれな空間も大好きですけど自分の好きなものも飾りたい派なんですよね。なので推しアーティストのグッズとか、ライブグッズもさりげなく置いてたりします。
おしゃれさも追及しつつ、大好きなものに囲まれるのが私のベストなスタイルです!推しアーティストの話はまた今度(笑)
毎日使う空間だからこそ、住む人の個性が輝くコーディネートが一番大切だと私は思います。ジャパンディのエッセンスを取り入れつつ、自分の好きなものや大切にしているものを自然に配置することで、世界にひとつだけのおうちカフェが完成するんです。
皆さんもぜひジャパンディな部屋作りを試してみてくださいね!
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